彫紙アートの下絵の制作~下絵が完成するまで~

今回は、下絵の制作について、ラフな下書きを制作してから協会に提出用の下絵を制作する手順を簡単に説明したいと思います。

ステップ1 下絵の番号付けをする

ラフな下書きに番号付けをするのですが、私が、下絵の番号付けをする際に気をつけているポイントは、以下の通りです。

1)シンプルにする。(彫りやすくする。)
2)落ちてしまうパーツがないようにする。(実際には、ステップ2の試し彫りで確認します。)
3)奥行を表現する。

私の場合、上記の1)~3)を考えることで、ラフに描いた絵を修正することもあります。下絵の番号付けは、落ちてしまうパーツがなければ下絵として完成していますが、私としては、彫りやすさは、下絵デザイナーとしてのポリシーとして持ち続けたいと思っています。

ステップ2 試し彫り

下絵デザイナーは、必ず試し彫りを実施して、間違いがないかチェックする必要がありますが、私の場合は、彫りやすいかどうかを確認するために、試し彫りを実施しています。再確認後、作品の出来栄えによりますが、気に入らなければ、再度番号付けをして、再度試し彫りします。

ステップ3 下絵の清書

下絵デザイナーによって、まちまちですが、私の場合は、アドビのイラストレータを使用して、提出用の下絵を清書しています。ラフに描いた絵をスキャナーで読み込んで、ペンブレットを使用して作画していきます。清書にあたっては、タイトル名、作者名なと協会の規定に従って、情報を追記していきます。ちなみに、協会の規定に従っていれば手書きの下絵でも提出可能です。

これから下絵デザイナーを目指したい方で、パソコンをお持ちの方は、フリーのイラスト作成ソフトを活用するのも一案だと思います。参考までですが、ベジェ曲線を使うことができるフリーソフトとしては、Inkscape(http://www.inkscape.org/ja/)が有名で、WinやMac両方に対応しているドローソフトFire Alpaca(http://firealpaca.com/)も存在していますので、興味がある方は、検索してみては如何でしょうか。