100円ショップのフレームを彫紙アート向けのフレームにリメイクする方法

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彫紙アートは、作品にある程度の厚みがあるため、100円ショップのフレームでは、全然使えない時があります。本日は、100円ショップのフレームを彫紙アート向けのフレームにリメイクする方法をアドバイスいたします。

ステップ0 はじめに

額の構造デッサン額の構造を知ることで、フレーム(額)の選び方がわかってきますので、リメイクの前に、額の構造と名称を勉強します。<下図参照>

100円ショップのフレームは、写真一枚が入れば良い構造になっているで、深み寸法が浅いものが多いのがほとんどです。

ステップ1 フレームの選び方

黒い留め具
フレームの留め具を確認する
フレームの裏をみて、トンボがついている額はNGです。 黒い板の様な留め具がついているものを選びましょう。

フレームの材質を確認する
天然木※で10mm以上の厚みがあるものを探しましょう。今回選んだフレームは12mmありました。
※フレームの加工がしやすい。

ステップ2 フレームをリメイク


トンボを用意する
“プラスチックトンボ”で検索
トンボが無ければ、プラスチックと木ねじで代替できるものを作りましょう。

黒い板の様な留め具を外す
ペンチで引っこ抜きましょう。怪我に注意しましょう。
留め具を外した場所にトンボを取り付けます。

フレームの各寸法を測る
今回選んだフレームの場合、留め具を外すことで、約4.5mm厚の作品まで額装可能となることがわかりました。仮にアクリル板を約2mm厚のに変更したとしても、約3mm厚の作品(紙の枚数で言えば約15枚)まで額装可能となります。

●深み寸法:約7mm ●裏板の厚み:約2mm ●アクリル板の厚み:約0.5mm

余談

100円ショップのフレームでも、100円には見えないフレームもたくさんあります。
私は、100円ショップに行くと必ずフレームの売り場をチェックし、掘り出し物はないかウォッチしています。(笑)

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